我が家の時計たち。

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我が家には、こだわりの時計があります。

1978年11月
『やはり、居間には、こだわりの時計が必要だ』ということで、秋葉原の石丸電気に家族三人で出かけていった。
デザインを見比べ、チャイムの音色を聞き比べて選んだのが、この時計である。
つい、昨日のようだが、あれからもう、30年が経つのだ。

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家内の話によると、ふと、見上げると止まっていたらしい。
電池を入れ替えても、20秒ほど動いて、また止まってしまうということだ。

昔かたぎの Yokohama しげ爺は、『油でも注せば動き出すだろう』と、背面のボードをはずしてみた。
しかし、メカの部分は完全に密閉されていてどうすることも、I can not. であった。
電池を入れたり外したりしたが、ウンともスンともいわない。

頭にきた Yokohama しげ爺は、例によって、ドンと叩いてみた。
とたんに、秒針が動き出した。
時計も長年の疲れが出たのだろう。一瞬気を失っていたようだ。

しかし、30年。一日も休まずによく頑張っている。
Yokohama しげ爺も、頑張るぞ?


我が家には、もうひとつこだわりの時計がある。
孫達が時計に興味を持ち始めた。
折も折、2007年6月に念願のスイス旅行(阪急交通社)に参加した。
家内が孫達のお土産に、『はと時計』を買うと意気込んでいる。
10日間の旅程の3日目にゲットした時計である。
梱包はしっかりされているとは思うが、やはり、トランクの中に入れるのは気後れしてしまう。
移動中は手荷物として、たえず身近において、大事に扱ってきた『はと時計』である。

090220clock2.jpg

孫達は、最初は物珍しかったようである。
誤算だったのは、分銅と鎖の容量が一日ということだ。
Yokohama しげ爺も、最初は日課として、分銅を巻き上げていたが、だんだんと遠のいていった。
今では、居間に『飾り』として掛けられている。

こちらの『はと時計』は、ずっと休んだままである。
孫達が大きくなれば、本来の役目を果たす時もくるだろう。

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