小学生のころ、「鉱石ラジオ」を組み立てたことがあります。
周りが静かになった夜遅く、レシーバーを耳に押し込み、ダイヤルを回して選局しました。
微(かす)かに聞こえてきたラジオ放送に感動した記憶があります。
最近 しげ爺は、歳のせいか、集中力が衰えてきました。
集中力復元(?)のために、なにか「没頭できる」テーマはないかと、ネットを徘徊していた時、『Raspberry Pi で学ぶ電子工作』という書籍を見つけました。
2年前の話になりますが、本屋さんで立ち読みした雑誌「日経Linux」の特集で、PC 『Raspberry Pi』の存在を知りました。
≪Raspberry Pi らずべりーぱい≫
英国ラズベリーパイ財団(Raspberry Pi Foundation)が開発した名刺サイズのコンピューター。2012年3月に発売され、13年10月末には、全世界の総売上が200万台に到達した。
Raspberry Piのサイズは、85.6mm×53.98mm×17mmと、非常にコンパクトで、スマートフォンなどのモバイル機器で多く採用されているARM社製のCPU(中央演算処理装置)を搭載している。ディスプレイ出力はRCAコンポジットか、HDMIインターフェイスで、音声出力は3.5mmジャックかHDMI、キーボードなどは、USB2.0インターフェイス経由での接続となっているため、入出力操作は、一般的なパソコンと同じである。しかし、ハードディスクなどは搭載せず、OS(基本ソフト)は、別途用意したSDカードにインストールし、搭載されているSDカードスロットにセットして起動させる必要がある。また、OSは、Windowsではなく、Linuxと呼ばれるオープンソースのOSを採用している。
この解説は 知恵蔵(ちえぞう)から拝借 m(__)m
新しい物好きのしげ爺は、早速、秋月電子通商のネット通販で、その時点で最新の「Raspberry Pi 2 Model B」と電子工作用のブレッドボード、ジャンパー線を注文しました。
しばらくは、物珍しく
Lチカ(LEDを点灯させる)とか
音楽プレーヤとして使うとか
日本語音声合成システムでしゃべらせるとか
遊んでいましたが、諸般の事情で埃をかぶっていました。
早速、図書館から借りてきた『Raspberry Pi で学ぶ電子工作』に目を通すと、「WebIOPiを用いたキャタピラ式模型の操作」が最終課題として掲載されていました。
WebIOPi とは、Raspberry Pi 用で、GPIO を制御するフレームワークです。
このWebIOPi にはWEBサーバー機能が内蔵されているので、ブラウザからGPIO を制御できます。
昔懐かしい、タミヤ模型の工作セットで「キャタピラ式模型」を作り、それに Raspberry Pi を搭載し、WebIOPi を使って、スマートホンやタブレットのブラウザからキャタピラ式模型を操作するというものです。
没頭できるテーマを探していたしげ爺のニーズを満たしています。
(^_-)-☆
しかし、あっという間に出来上がってしまいました。
タブレットから試運転のビデオです。 ↓
YouTube からの配信動画です。
キャタピラ式模型の動きは、プログラムでコントロールしますので、いろんな動き(振付)ができます。 ↓
YouTube からの配信動画です。
そうだ、音楽に合わして、ダンスをさせましょうか。 (#^.^#)
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