そうだ ペパクラ・精密D51、作ろう(その9)

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ピストンの往復運動を車輪の回転運動に変える機構の組立です。

パーツは以下のとおりです。

パーツ

組み上がったスーパーリアルモデル『蒸気機関車 D51 498』です。
力強く車輪が廻りそうですが、残念ながらペパクラD51は可動式ではありません。 ^_^;

D51 498

機構のおおまかな動き・働きは、以下のとおりです。
下の写真の名称を参考にして、動きをイメージしてみてください。

機構説明

『ピストン』の往復運動は、『クロスヘッド』を介して『主連棒』を動かします。
主連棒は、『動輪』の中心を外して取り付けられていますから、主連棒の動きに合わせて動輪が廻ります。
なお、『すべり棒』は、クロスヘッドが前後に移動するときのガイドとなる役割をします。

ピストンが前後に移動するときのクロスヘッド、主連棒と動輪の回転する角度は以下のようになります。
(この図は『ライブスチームの部屋』さんからお借りしました。)
 <(__)>...thanks

シリンダーと動輪

主連棒が取り付けられている動輪は『主動輪』と呼ばれます。
牽引力を増すために『連結棒』により他の複数の動輪にも回転する力を与えます。
これらの動輪がレールに『粘着する力』を利用して機関車を動かしていきます。

動輪の中心からずれた位置にあるクランクピンに重量のある主連棒、連結棒をとりつけた状態で動輪を回転させると、回転ムラが生じます。
このため、クランクピンの反対側にはその重量に応じたウエイトをつけて回転を円滑にする必要があります。
そのウエイトが『バランスウエイト』と呼ばれるものです。

自動車の場合は、タイヤバランスを保持するために鉛を貼り付けますが、それを大掛かりにしたものですね。

当然のことながら、反対側にも同じ機構があります。
ペパクラD51には、まだ、取り付けていませんのでこれから作業にとりかかります。 ^_^;

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