2012年6月アーカイブ

オパティアで3日目の朝を迎えました。
クロアチアきっての高級リゾート地オパティアは、「クロアチアの貴婦人」とも呼ばれ、ヨーロッパを中心に世界各地の人々を惹きつけています。
オパティアとはクロアチア語で「僧院」という意味らしく、この地の始まりは、15世紀に建てられたベネディクト会の修道院のまわりに集まってできた海辺の集落だったとのことです。
現在では、19世紀に建てられた瀟洒なヴィラが海岸沿いに立ち並び、その多くはホテルとして使われています。
オパティア(僧院)というイメージは全くなく、オパティア(クロアチアの貴婦人)がぴったりしています。

昨日は、ホテルに入りすぐ夕食だったのでまわりを散策することができませんでしたので、朝一番で海岸まで歩きました。
残念ながら、ツアーのスケジュール上、ゆっくりオパティア観光はできませんでした。

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3日目の予定 バス移動距離:600km
ポレチュ市内観光 世界遺産・エウフラシウス聖堂、旧市街を観光します。
その後、ザダールに向かいますが、途中オパティアで昼食。
300km走り、17時ごろザダール到着予定。
ザダール市内観光 シーオルガン、聖ドナト教会を観光します。
その後、宿泊地シベニクに向かいます。

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≪観光地案内:ポレチュ 世界遺産・エウフラシウス聖堂≫
アドリア海に突き出した小さな半島にある長い歴史を誇る街ポレチュ。
ローマ時代には「パレンティウム」と呼ばれていました。 ここもローマ時代の都市計画により建設され、町中にはメインストリート、フォロ(公共の広場)、神殿がありました。 ポレチュの町を有名にしたものに、モザイクがあります。モザイクは、小さな色石やガラスの破片を使い、その微妙に違う色彩をパズルのように組み合わせて、漆喰に貼り合わせて絵柄を表現してゆく技法です。
≪添乗員さんのかわら版より引用≫

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≪観光案内:ザダール≫
北部ダルマチア地方の中心地ザダールは、この地方で最も古い町のひとつです。
旧市街は長さ1km程、海に突き出した長方形の半島からなり、2000年以上前からの歴史遺産が数多く残っています。
ザダールには紀元前9世紀からすでに先住民族のイリュリア人が住んでいましたが、紀元前3世紀頃からローマ人が侵入し始め、紀元1世紀にローマ人がこの地を支配しました。この町は典型的なローマの都市計画のもとで建てられ、ダルマチア地方最大のローマの拠点となったのです。
ザダールのシンボルになっている聖ドナート教会は旧市街の真ん中にあるゼレニ広場に面して立っています。 2000年前には、ここにローマの広場フォロが置かれていました。800年代の初頭、ザダール司教ドナートの時代に立てられた教会で、石材はローマ時代の神殿などから転用された部分もあります。
≪添乗員さんのかわら版より引用≫

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まず、シーオルガンを観光しました。
打ち寄せる波の力で押し引きされる空気を利用して、岸壁の中に埋め込まれたパイプが音を出すしくみになっています。
35本のパイプが5本ずつのグループに分かれていて、グループ内の5本はそれぞれ別の音程を受け持っています。
ちょうど風があったので、なんともいえない不思議な音が響いていました。

シーオルガンの仕組み、シーオルガンのメロディを聞いてみたい方は こちら から、どうぞ。
表示される画面の最下部にシーオルガンの仕組みのイラストが掲載されています。
イラストの上にある『Hear the sounds of the Sea Organ』をクリックすると、不思議なメロディが聞こえますよ。

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その後、ザダール市内を観光しました。

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今日の宿泊地「シベニク」は、あと 86km ほどの距離です。
よく走りました・・・

スクラディン滝

Yokohama しげ爺's ホームページの「厳選壁紙」を更新しました。

クロアチア旅行のフォローで掲載が遅くなりました。 m(__)m

クロアチア・クルカ国立公園で撮影した「スクラディン滝」です。

公園内最大の見所、クルカ川とチコラ川との合流地点にあるスクラディン滝。
全長800mを17段の滝が連なって流れ落ち、最後の滝はエメラルド色の湖に注ぎ込みます。

「厳選壁紙」は、2005年3月から、毎月1枚ずつアップしています。
ダウンロードして、壁紙としてご利用いただけます。

こちらからお入りください。

しげ爺の「厳選壁紙」への入り口は こちら から、どうぞ。

爽やかな鳥のさえずりで目が覚めました。
短時間でしたが深い眠りでした。
早速、早朝のブレッド湖畔を散策しました。
空気がひんやりとして爽快です。
ここは有数のリゾート地で、キャンピングトレーラーを引く乗用車が多く見られます。
しげ爺も1台欲しくなりました。

いよいよ観光の始まりです。
手漕ぎボートでブレッド島に渡り、聖母マリア教会に。

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ここ聖母マリア教会は、スロベニアの人々にとって憧れの結婚式場になっているそうです。
ブレッド湖の聖母マリア教会で結婚式の予約が取れると、新郎は翌日から筋力トレーニング、新婦はダイエットに励みます。
ボートがつく場所から教会まで約100段の階段があり、そこを新郎は新婦を「お姫様だっこ」して上まで上がるのだそうです。
無事階段を登り終えてようやく、晴れてこの教会で結婚式をあげることができるそうです。

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堂内に入ると、天井から1本のロープが下がっていました。
これが「願いの鐘」です。
この鐘を鳴らすと人々の願いが叶うといわれています。
ツアーメンバー全員が、思い思いに鐘を鳴らしました。
しげ爺も、家内といっしょに挑戦しました。
意外と大変で、お願いするのを忘れてしまいました。  ^_^;

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≪観光地案内:スロベニア・ブレッド湖≫
オーストリアとの国境に近い場所にブレッド湖はあります。 ヨーロッパアルプスの南東にあたるユリアンアルプス、その懐に抱かれた山裾に広がる湖。 東西 2.1km 南北 1.4km 周囲 6km 深さ 30m。 かってはハプスブルグ家のリゾートとして整備され、現在は国立公園に指定されています。
ブレッド湖の真ん中に小島ブレッド島が浮かび、島には小さな聖母マリア教会、崖の上にはブレッド城。 山並みの後には、スロベニアの最高峰でスロベニア国旗や国章にもデザインされている標高2,864mのトリグラフ山が頂を覗かせています。
ブレッド湖一帯は1981年に国立公園に指定されました。 「アルプスの瞳」と称されるブレッド湖の景観は、オーストリア、イタリヤとの国境に近いこともあり、17世紀からすでにリゾート地として人々を魅了してきました。
湖に浮かぶブレッド島へは手漕ぎボートで訪れます。 環境への配慮から湖ではモーターボートの使用は禁止されています。
≪添乗員さんのかわら版より引用≫

ブレッド湖観光後、ポストイナに向かいます。(103km)
鍾乳洞前のレストランで昼食をとり、鍾乳洞に入りました。
堂内は撮影禁止のため、残念ながら・・・

トロッコ列車で10分ほど奥へ奥へと疾走します。
まるで、インディー・ジョーンズの世界です。
洞内は年間を通じて8から10℃。半袖だと寒いくらいです。
トロッコ列車を降り、ガイドさんの案内で洞内を歩きます。
日本の鍾乳洞とは違い、「観光」目的のために整備されています。
コンサートホールが洞内観光の終点。ここは撮影が許可されていましたが、暗くて・・・

再びトロッコ列車に乗り入り口へ。
線路は複線になっており、輸送力は万全です。
出口には、トロッコ列車乗車記念の写真が貼られており、1枚6ユーロです。
家内が我々の写真を発見し、ゲットしました。

以下の写真は、売店で買った写真集から借用しました。 Thanks!

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≪観光案内:ポストイナ鍾乳洞≫
スロベニア全土には、5,000から6,000の地下空洞があり、南西部に広がる石灰岩の台地カルスト地方には特に多くあります。 全世界で使われている「カルスト」という地質学用語も、スロベニアの地方名が語源となっています。 数ある地下空洞の中でも世界3番目の規模を誇るポストイナ鍾乳洞、長さは全長21km、そのうち5分1ほどが一般に公開されています。 この鍾乳洞は数十万年歳月をかけて形成されました。 カルスト台地に降った雨は、地面から空洞の多い石灰岩質の地下に染み込み、炭酸カルシウムを含んだ水となります。 そして洞窟の天井に達した水滴は床面にしたたり落ち、長い年月をかけて、天井からは氷柱のような鍾乳石が、床からはタケノコのような石筍が成長していったのです。
鍾乳洞は原始時代から人々に利用されてきました。 現在公開されている部分は、1818年に地元のルカ・チューチという男性が偶然穴に落ちて発見しました。 その後、調査が進んで19世紀後半には洞内に鉄道が敷かれ、電気照明がつき、本格的な観光地となりました。 ロングスカート姿のオーストリアの貴婦人が鍾乳洞を訪れた時の姿を描いた絵も残っています。 迷路のような鍾乳洞は大戦中には、ナチスに対するパルチザン活動にも利用されました。
≪添乗員さんのかわら版より引用≫

今日の宿泊地であるオパティア(クロアチア)に向かいます。
スロベニア/クロアチア国境を越えたところで、クロアチアの通貨であるクーナに両替しました。
これで安心して公衆トイレに行けます。

成田空港への集合時間が早いので、前日、成田空港近くのホテルに宿泊しました。
なんと、素泊まり 2,500円。安い!!
ただし、6:30までにチェックアウトするのが条件です。
しげ爺には好都合です。

09:45 ルフトハンザドイツ航空(LH-0711)でフランクフルトに向けて飛び立ちました。
所要時間は11時間45分。

なんと、フランクフルトでの乗り継ぎ時間が7時間ほど。
申込時には予想していなかったフランクフルトの市内観光となりました。

観光スポットの『バルトロメウス大聖堂』を観光。
95mの塔は、市内のどこからでも眺めることができます。

『市の重要な教会であるバルトロメウス大聖堂は、9世紀の教会があった場所に13世紀に建設されたもので、1356年の金印勅書には、ここを神聖ローマ帝国皇帝選挙の地とさだめられ、1562年以降は戴冠式もおこなわました。』

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訪れた日が、6月7日(木)で、タイミングよく「聖体祭」の日でした。
「聖体祭」はカトリック教会(キリスト教)の重要な儀式の一つで、「復活祭」から数えて60日以後の木曜日に行われ、毎年祝日の日が変わることが特徴です。

市庁舎(レーマ)のあるレーマー広場(Romer Berg(ローマ人の丘))では、ステージが作られ、お祭が行われていました。
思いがけない光景を見ることができました。

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フランクフルトのレストランで、時間不明の夕食をとり、再び機中の人となり、オーストリア・グラーツに飛びました。
グラーツからバスでブレッド(スロベニア)に 200km の道を走りました。

この時ばかりは、「もう海外旅行には来たくない!」と思いました。

≪地獄の1日目≫

日本時間/現地時間(サマータイムで7時間の時差)
09:45/02:45 成田出発

21:30/14:30 フランクフルト到着

23:30/16:30 バルトロメウス大聖堂観光

25:30/18:30 夕食

29:10/22:10 フランクフルト出発

30:25/23:25 グラーツ到着

34:00/03:00 ブレッド・ホテル到着

おやすみなさい。
4時間後には起きなければ・・・

「クロアチア・スロベニア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ 4カ国周遊10日間」に参加しました。
6月7日-16日の10日間の旅で、7つの世界遺産を観光しました。

『ん、クロアチア。それはどこ?』と思われる方が多いのではないでしょうか。
この地域は、最近の「世界遺産」人気により、脚光を浴びるようになってきました。

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(Google map より)

ツアー参加メンバーの旅遍歴を聞くと、やはり、いろんな国を訪問したあと、クロアチアにたどり着いたベテランが多いようでした。
世界50カ国制覇の超ベテランのご夫婦もいらっしゃいました。

現在、資料、デジカメ&ビデオの整理中のため、概要から投稿します。
順次、旅の模様をお伝えしたいと思います。

ツアーの行程は、以下のとおりです。
1日目(6月7日)
 LH-071便で 成田-フランクフルト(ドイツ) 11時間45分
 LH-1266便で フランクフルト-グラーツ(オーストリア)
 バスでブレッド(スロベニア)
2日目(6月8日)
 ブレッド湖観光
 ポストイナ鍾乳洞観光
 オパティア(クロアチア)宿泊
3日目(6月9日)
 ポレッチ市内観光
 【世界遺産】エウフラシウス大聖堂
 ザダール市内観光
 シベニク(クロアチア)宿泊
4日目(6月10日)
 シベニク市内観光
 【世界遺産】聖ヤコブ大聖堂
 クルカ国立公園観光
 【世界遺産】スプリット観光
 ドブロヴニク(クロアチア)宿泊
5日目(6月11日)
 【世界遺産】ドブロヴニク観光
 【世界遺産】コトル市内観光(モンテネグロ)
 ドブロヴニク(クロアチア)宿泊
6日目(6月12日)
 ストン散策
 【世界遺産】モスタル市内観光(ボスニアヘルツェゴビナ)
 コレニツァ(クロアチア)宿泊
7日目(6月13日)
 【世界遺産】プリトヴィッツェ湖群国立公園観光
 コレニツァ(クロアチア)宿泊
8日目(6月14日)
 ザグレブ市内観光
 ザブレグ(クロアチア)宿泊
9日目(6月15日)
 LH-1713 ザグレブ-ミュンヘン
 LH-0714 ミュンヘン-成田
10日目(6月16日)
 成田到着 11時間45分

ツアー期間中は、好天に恵まれました。
30名のツアー参加者、添乗員さん、ドライバーさんにも恵まれたすばらしい10日間でした。
添乗員さんが毎日配ってくれる『かわら版』によると、今回のツアーのバスの総走行距離は、2,200kmでした。
詳細は、次回以降で報告します。


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