Movable Type 4.1 のインストールと設定。

ポイント

Perl言語で書かれた xxx.cgi とか xxx.plファイルの先頭行には、Perl.exe の「Path」を書くルールになっています。
しかし今回は、Movable Type の .cgiファイルの先頭に書かれている Path に合わせて、ActivePerl のインストール場所を C:/usr/ に変更しましたので、Movable Type の .cgiファイルは、デフォルトのままで大丈夫で、書き換える必要はありません。

ダウンロード

それでは実際の手順を掲載します。
画面の下に、その画面の説明を記載しています。
それでは、まず、パッケージのダウンロードからです。

fig-mt01

fig-mt02
  • 個人ライセンス(無償)をダウンロードします。
fig-mt03
  • 利用許諾に同意して、ダウンロード画面に進みます。
fig-mt04
  • 最新版 Movable Type 4 を選択します。
fig-mt05
  • 「保存」をクリックします。
fig-mt06
  • 適当な場所を指定してください。ファイル名はそのまま。
fig-mt07
  • 私の環境では、ダウンロードに要する時間は数秒でした。
    [閉じる]をクリックし、ダウンロードは完了です。

インストール

続いてインストールです。

fig-mt08

  • ダウンロードしたファイルを解凍します。
fig-mt09
  • 解凍されたフォルダの中にある[mt-static]フォルダを、ドキュメントルートに移動します。
fig-mt10
  • 残りのフォルダとファイルは、CGIの実行場所に「mt」フォルダを作成し、そっくり移動します。
    インストールはこれで終了です。簡単!!

システムのチェック

Movable Type は、これまでにインストールと設定を行ってきたソフトウェア群と連携して稼動します。
Movable Type に準備されているシステムチェックの mt-check.cgi を動かし、環境が出来上がっているかどうかを確認します。

fig-mt92

  • その前に一つだけ行うことがあります。
    [mt]フォルダの中にある[mt-config.cgi-original]ファイルをコピーし、[mt-config.cgi]ファイルを作成します。
    いよいよシステムチェックを開始します。
    ブラウザを起動し、URLに[http://localhost/cgi-bin/mt/mt-check.cgi]と入力し、mt-check.cgi を動かしてください。
fig-mt93
  • しばらくすると、システムチェックの結果が表示されます。
    先頭に、システム情報が表示されます。
fig-mt94
  • その次に、必須モジュールとデータストレージのチェック結果が表示されます。
    DBI と DBD::mysql インストールされているのが確認できます。
fig-mt95
  • その次に、オプションモジュールのチェック結果が表示されます。
    オプションモジュールは、必要になれば追加するといいでしょう。
fig-mt96
  • 画像のサムネイル処理をする「ImageMagick」がインストールされていませんが、後ほどインストールします。
  • 最後に、『システムのチェックが完了しました。』というメッセージが表示されれば、次の「設定」に進めます。

設定

それでは実際の手順を掲載します。
画面の下に、その画面の説明を記載しています。
最初に、さきほどコピーして作成した「mt-config.cgi」ファイルを、ゴミ箱に捨てます。
そしてブラウザを起動し、URLに[http://localhost/cgi-bin/mt/mt.cgi]と入力し、mt.cgi を動かしてください。

「mt-config.cgi」を、テキストエディタでカスタマイズすることもできますが、トラブルのもとですから、今回は、「mt-config.cgi」はシステムチェックだけに使用し、正規の「mt-config.cgi」は、設定画面のガイダンスで作成することにします。

fig-mt11

  • 「Movable Type へようこそ」画面が表示されます。
    [/mt-static] と入力し、[開始]をクリックします。
fig-mt12
  • [次へ]をクリックします。
fig-mt13
  • オプションモジュールは必要の都度インストールします。
    [次へ] をクリックします。
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  • 使用するデータベースの設定です。
    プルダウンメニューから「MySQLデータベース」を選択します。
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  • データベース名、ユーザー名、パスワードは、
    MySQL インストール時に設定したものを入力します。
fig-mt16
  • [次へ] をクリックします。
fig-mt17
  • 設定していなければそのまま、[次へ] をクリックします。
fig-mt18
  • [次へ] をクリックします。
fig-mt19
  • この段階で、「mt-config.cgi」が作成されます。
    テキストエディタでのぞいてみるのも面白いです。
    [次へ] をクリックします。
fig-mt20
  • システム管理者のアカウントを作成します。
    項目を入力して、[次へ] をクリックします。
fig-mt21
  • ブログURL の localhost は、ドメイン名としてください。
    それ以外は、デフォルトのままで[インストール]をクリックしてください。
fig-mt22
  • データベースの初期化が行われます。
fig-mt23
  • インストールは完了です。
    続けて、Movable Type に、最初のサインインを行います。
    [Movable Type にサインイン]をクリックしてください。
fig-mt31
  • システム管理者のユーザー名、パスワードでサインインしてください。
fig-mt32
  • My First Blog が表示されます。
これで、環境は出来上がりました。
ご自分のユニークなブログを作成してください。

つづいて、オプションのPerlモジュール ImageMagick をインストールしましょう。

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    CGI実行環境 Activemt 5.8 のインストールと設定です。


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