映像を自宅サーバー(Win)から配信する
(2007.12.1 初稿)
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プロローグ
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定年退職で自由になる時間ができると、旅行で知り合った友人とか、かっての会社の同期仲間とかで、旅行をする機会が多くなってきた。
昔はスナップ写真で旅の思い出アルバムを作っていたが、数年前からハンディ・デジタルビデオカメラで記録するようになってきた。
昔取った杵柄(きねずか)で、パソコンにはいささか強いほうである。
生来の機械いじり・物づくりが好きな性格が、自由になった昨今、もろ前面に出てきたようである。
撮ったビデオを編集し、DVDに焼き、「半強制的に友人に配る」のに生きがいを感じるようになってきた。
契約しているプロバイダの「無料ホームページサービス」に、自分のサイトを立ち上げたのも、生来の物づくりが好きな性格が貢献(?)しているのだろう。
友人のパソコン環境をヒアリングすると、回線はブロードバンドで、しかも、ほどほどの性能のパソコン(?)であることがわかってきた。
友人宛のメールに、「サイトに XXXXのビデオ アップしたよ」とPushして、見たい人に自発的にサイトからビデオをPullしてもらうのが時流に合っていそうだ。
とりあえず、稼働中のサイトにデモ映像をアップして実験を行い、閲覧者がそこそこの環境ならば、ストレス無く映像を見られることは確認できた。
しかし、映像(ビデオ)のファイル容量は画像(写真)とは比べ物にならない。
数本の映像をアップするだけで、無料ホームページサービスの容量を簡単に突破してしまう。
やはり、映像を配信するには、コンテンツの容量を気にしなくてよい「自宅サーバーを立ち上げる」以外には道はなさそうである。
かねてから、自宅サーバーを立ち上げたいとは思っていたのだ。
2006年から無料ホームページサービスで稼動している「サイト」と、「自宅サーバー」の守備範囲をどうするかということも考えなければならない。
無料とはいえ安定性という面では、契約プロバイダの無料ホームページサービスが勝っている。
現在の画像中心のコンテンツであれば、まだまだその容量(100MB)には余裕がある。
そんなわけで、自宅サーバーの守備範囲は、映像(ビデオ)の配信に限定することにした。
自宅サイバーの稼動実績は未知数であり、トラブルによる停止も十分予想される。
サーバーがダウンした場合、その影響を映像の範囲に限定できるので、復旧作業に翻弄されることもない。
我ながらこの「名案」に感心する。この手に限る!!
現役時代に経験した、あの胃の痛くなるトラブルフォローは御免こうむりたい。
ここまでの Yokohama しげ爺の構想をまとめると以下の図になる。
なお、ご覧いただくためには、Acrobat Reader が必要です。
ダウンロードはこちらから。
これからのインターネット&パソコン環境は、映像を配信したいという人達にとって「フォローの風」になると予想される。
同じような「志(こころざし)」(?)を抱く「同志」のために、少しでもお役に立てればと思い、『自宅サーバーの立ち上げ』『自宅サーバー運用』について、実践的なまとめを思い立った。
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