サイト訪問者の足跡を追う

いつ、どこの、だれが、なにを・・・

話題は変わりますが、『アクセスカウンタで面白そうなものがないか』と、ネットをさまよっていた時に、面白そうなアクセス管理ソフトを見つけました。

高機能アクセス解析CGI(以下acc)というソフトで、Standard版(Free)とProfessional版(Share)があります。

作者のFAQには、以下のように書かれていました。

『当サイトで配布している CGI は、UNIX サーバを前提に作成されております。そのため、Windows サーバでは動作しない場合がありますので、ご注意下さい。
特に、WWW サーバソフトとして IIS が採用されている場合には、動作いたしません。
Apache for Windows をご採用の場合には、ほとんどの CGI が動作しますが、保証の限りではございませんので、ご了承下さい。』


サンプルを見ると面白そうな解析画面が目白押しです。
タイトルの「いつ、どこの、だれが、なにを」が、手に取るようにわかります。
しげ爺の好奇心をくすぐります。
「自宅サーバーの環境で、Movable Typeも問題なく動いていることだし、同じ CGIソフトが動かないわけがない」と、早速、自宅 Windowsサーバーにインストールすることにしました。

ログ解析の方法から推測すると、自宅サーバーの外に置いてあるサイトのアクセス管理もできるはずです。 これは凄いぞ!!!
その結果は、このページの最後に・・・

≪ダウンロード≫
作者のサイト futomi's CGI Cafe  からダウンロードします。

さすが、Share Ware ですね。
マニュアルも整備されています。
ダウンロードのボタンに並んで、マニュアルのボタンもありますのでダウンロードしてください。

≪インストール≫
マニュアルに詳しく記述されていますので、そちらをご覧ください。
ここでは、『Windows Server』にインストールする場合の特別対応をご紹介します。

setup.cgiを動かすと、CGIファイルの設置状況の診断が行われます。
以下のようなダイアログが表示されましたが、Windows 環境での状況と勝手に判断しました。

acc_01

./data/config.cgi の改行コードが正しくないという指摘には、素直に従いました。
秀丸エディタで、config.cgi の改行コードを、LFに変換しました。
再度、「診断」ボタンを押すと、config.cgi へのダイアログは消えました。

実行権限がありませんという指摘には、反抗することにしました。
反抗の方法は以下の画面です。
setup.cgi ファイルを、秀丸エディタで開き、該当のチェックをコメントアウトさせていただきました。

acc_02

再度、「診断」ボタンを押すと、実行権限のダイアログは消えました。
やった!!!!

その後は、素直に setup.cgi に従い、「ログオンパスワード」「管理者用パスワード」を設定しました。

セットアップが完了し、ログオン画面が表示されました。
さっき設定したパスワードでログオンすると、一件アクセスがあるということです。
誰だ? と確認してみると、「しげ爺」本人でした。
納得!!!

≪解析するログ・ファイル≫
最初に紹介した「Webalizer」では、解析のソースログは、Apacheのログ・ファイルです。
一方、「acc」では、独自のログ・ファイルを持っています。
accのログに訪問者の足跡を残すには、解析したいページに「解析タグ」を埋め込んでおきます。

≪解析タグのサンプル≫
acc_10

と言うことは、ネット上であれば、物理的な場所は関係ないはずですね!!!

しかし・・・
しげ爺の場合は、accが自宅サーバーにインストールされています。
しかも、自宅サーバーは、一日8時間の間引き運転です。

思案の結果、サーバー稼動時間帯だけ accに足跡を残す「解析タグ」を作り、ASAHI-netにオープンしているサイトの主要ページに埋め込んでみました。

≪思案の末の解析タグ≫
acc_11

結果は完璧!!!
ならばと、ASAHI-netにオープンしているブログにも、「解析タグ」埋め込みました。
守備は上々!!!

サーバー稼動時間帯だけではありますが、しげ爺のサイト&ブログにお越しいただいた方の足跡を記録させていただくことにしました。  m(__)m

さて、Windows 環境で、accが安定運用し、うまくログ解析をしてくれるでしょうか・・・

この実験テーマの記事一覧

  • 現在、あなたの見ているこのページは:いつ、どこの、だれが、なにを・・・です。


実験室の入り口にもどる。