お風呂の入浴補助階段

 Powered by futomi's CGI Café

※サムネイルをクリックすると大きな画像が閲覧できます。

製作のきっかけ:

田舎の義母が2ヶ月あまり入院しました。
やはり高齢になると、2ヶ月ベッドの上にいると筋肉が落ちてしまいます。
若い人でもしばらくリハビリが必要な期間です。
ところで家内の実家の湯船は、退院した義母が入るには一苦労する深さなのです。

介護用品のカタログに、お風呂用の椅子とか踏み台が載っていますが、高〜い!!。 ^_^;

ここはひとつ、無い『知恵』をひねり出す必要がありそうです。


製作過程:

近所のホームセンターの広告を見ていると、材木が特価で掲載されていました。
よくDIYで使う 2X4(ツー・バイ・フォー)と1X4の材木です。
少し重いかもしれないが、いけそうな気がします。
早速、イメージ図を作成しました。

イメージ図

縮尺1/5で、使い慣れたソフト・VISIOで設計図を作成しました。

下のサムネイルをクリックすると、設計図が参照できます。
なお、ご覧いただくためには、Acrobat Reader が必要です。
Acrobat Reader のダウンロードはこちらから。 

設計図

製作にあたって注意した点は、以下のとおりです。
@義母の体重に耐える強度であること。
Aお湯に浸かるので、錆びが出ないようにすること。
B表面を滑らかにして、棘(トゲ)などの怪我対策を行うこと。

しげ爺は気が向いた時に作業をしますから、暦の上では3月1日に製作を開始して、3月11日に完成しました。
1日8時間で換算すると、2日くらいの作業でしょうか・・・。
今回も、木材切断補助具のお世話になりました。
切り口は直角になり、継ぎ目はぴったりです。

木材切断補助具

以下の画像が、『before』『after』です。

before

after(1) after(2)

興味のある方のために作品を角度を変えて撮影しました。
ご参考までに。

風呂の中から見た 風呂の外から 上から

下から 斜め下から

義母が退院し、帰って来ました。
お風呂の入浴補助階段を使って、2ヶ月ぶりのお風呂に入ってもらいました。

入浴をケアした家内の話では、少し、改良するともっと快適にお風呂に入れるということです。
ネジ止めになっていますから、少々のカスタマイズには対応できます。

今回の投資額

 1X4材(2本) ・・・・・ 256.-
 2X4材(1本) ・・・・・ 248.-
 ステンレスねじ釘 ・・・・ 800.-(半分以上が残っています)
 ≪合計≫: ・・・・・・ 1,304.-


≪追記≫

お風呂の入浴補助階段に上がる時、『手すり』があると安全であり、楽チンです。
さっそく、ホームセンターでお風呂用とトイレ用の手すりをゲットしました。
電動ドリルは、DIYが好きだった亡き義父が、物置に置いてありましたので、タイル穴あけ用のドリルビット(6mm)を購入しました。
最初の穴あけは緊張しましたが、慣れると意外と簡単でした。
タイルの目地の部分の穴あけだと、ドリルビットの滑りが抑えられます。
タイル直接の穴あけの場合は、ビニールテープを貼るとドリルビットの滑りを抑えることができます。
タイルに物を取り付けるのは、今回が初めての経験でした。
これでやり方がわかりました!!!
ホームセンターにはいろんな部品が揃っていますので、それらを掻き集めれば安くあげることができるでしょう。

お風呂の手すり トイレの手すり


閉じる